睡眠時無呼吸症候群の治療(軽症)
- 寝酒をやめる
- 肥満の改善
- 横向きの体位
- 下顎を前に突き出す口腔装具(マウスピース、別名スリープスプリント)
軽症の方ですとこのような方法が有効です。
スリープスプリント
寝るときに下の顎を少し前方に突き出させるように工夫したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。 この装置を入れることで、のどの気道(空気の通り道)がひろがって、いびきや無呼吸がなくなるのです。
減量
いびきは体重の増加とともにその割合も多くなるため、体重が増えるに連れ、顎の周囲、首周り、喉や舌も太くなり、その結果気道が上下左右から圧迫され気道が狭くなりいびきの発生につながります。 そのため、肥満の方は減量すると無呼吸が軽くなります。
睡眠時無呼吸症候群の治療(中等症・重症)
中等症や重症の人には、CPAPや手術療法が行われます。
CPAP(シーパップ)
最も一般的なのは、CPAP(シーパップ)です。 Continuous Positive Airway Pressure の略で、持続陽圧呼吸療法のことです。 鼻にマスクをつけて、鼻から少し圧力をかけた空気を送り込み、のどがふさがらない様にします。中等症以上の人にとても効果的な治療法です。効果は使用開始直後から現れ、一晩で約4時間以上の使用で効果があります。 |
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手術療法
睡眠中にのどがふさがらない様に、耳鼻科で手術する方法もあります。
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